千葉ベイエリアを極める!ショッピングに便利な京葉線の駅9選

千葉ベイエリアを極める!ショッピングに便利な京葉線の駅9選

まとめ
2021.11.24 2023.07.03
EKIMAG

京葉線東京駅蘇我駅(千葉県千葉市)までの43kmを結ぶJR東日本の路線。
東京と千葉を結ぶ総武線のバイパス路線としての機能を持つ一方、東京湾を沿岸に沿って走る特徴があります。一帯には大型倉庫や工業地帯の他、広大な敷地を利用して作られた商業施設やテーマパークが数多く集まり、沿線はベイエリアの総称で親しまれるエリアとなっています。
そんな京葉線沿線にある、ショッピングに最適な魅力あるスポットをご紹介していきたいと思います。

街中がエンターテイメント 舞浜駅

舞浜駅

東京駅から乗車すること20分、東京都の境界となる旧江戸川を越えると、千葉県内最初の駅となる舞浜駅に到着します。そう、ここは訪れたことがなくてもご存知の方は多いであろう、東京ディズニーリゾートの最寄り駅としても有名な駅です。
周辺にはリゾートを代表するテーマパーク・東京ディズニーランド東京ディズニー・シーをはじめ、いくつものホテルなどに囲まれています。

イクスピアリ

駅前では唯一のショッピングセンターとなるのがイクスピアリ。「物語とエンターテインメントにあふれる街」をキャッチフレーズに、西洋風の外観が特徴となっており、さまざまなジャンルのショップと映画館「シネマイクスピアリ」が入ります。館内フロアはそれぞれの世界観ごとにコンセプトが分けられ、ヨーロッパの港町やブロードウェイのような雰囲気で、まるで世界各国を旅行しているような気分を味わえます。特に飲食店はフードコートから本格的なレストランまでと、幅広いターゲット層に対応しているのも魅力のひとつです。ボン・ヴォヤージュ

メインエントランスである南口改札を出て右手側、ディズニーランドへと向かう途中にあるのがディズニー公式ショップとなるボン・ヴォヤージュ。ランド・シーの各パークを含めたリゾート内でしか手に入らないグッズなども取扱うショップであることから、インパーク目的以外のファンも訪れる人気のスポットとなっています。

ベイエリア人気の住宅街は、駅前も充実! 新浦安駅

新浦安駅

舞浜駅と同じく浦安市の交通要所として機能する新浦安駅。エンタメ要素の高い舞浜駅と打って変わって、オフィスビルが立ち並ぶビジネス性の高い街となっています。
南東側には高層マンションが立ち並び、整然と区画された街並みから住みたい街ランキング常連となっています。
モナ新浦安

駅前を彩る商業施設の一つが、ペデストリアンデッキでつながっているMONA(モナ)新浦安
コメダ珈琲やマクドナルドに目が引く一方、各銀行の支店や医療機関などの生活サービス店舗も集まります。

イオン新浦安

さらに奥側に見えるのがイオンスタイル新浦安。元はショッパーズプラザ新浦安として営業していましたが、2017年に現在の業態へと変遷しました。地上8階建ての館内は1階フロアを食料品売場が占めるほか、各専門店フロアやフィットネスジム、進学塾などが入ります。

ららぽもイケアもここから始まった! 南船橋駅

さらに進路を東へ進み、新浦安から快速で1駅目に停車する南船橋駅。工場や倉庫が立ち並ぶ工業地域となっているほか、かつては大型娯楽施設やスキー場まであった、おもしろい歴史を持つ街でもあります。ららぽーとTOKYO BAY

地域を代表する商業施設の代名詞ともなっているのがららぽーとTOKYO-BAY。日本各地に店舗を展開するららぽーとですが、ここはそのららぽーとの第一号店。1981年の開業以来時代に合わせた改修も行われ、40年もの間変わることなく愛され続けるスポットとなっています。
飲食店やブランドショップなどはもちろんのこと、人気キャラクター専門店や10代女性向けのエリアなども備え、各年代に対応したサービスを展開。近年はコストパフォーマンスの高い生鮮食品が売りのスーパー・ロピアも進出し、新たなショッピングモールの価値にも対応しています。
また現在、開業当初よりあった北館の建て替えが行われています。

ビビット南船橋

ららぽーとの北側すぐ横に隣接するのがビビット南船橋。ららぽーとには入っていないニトリやしまむらなど、大型の店舗業態のショップが入り、中でもブックオフ スーパーバザーは日本最大級の規模を誇るメガストアとなっています。またホビー性の高いショップも多く、ららぽーとの補完的な役割も持っています。

IKEATokyo-Bay

南側の出口から見える青と黄色の斬新なカラーリングが特徴的なIKEATokyo-Bayは、日本各地にあるIKEAの日本第一号店として2006年に開業。ショールーム形式の売り場は回るだけでも満足度が高く、またコストパフォーマンスの高さから一気に人気家具店の一端を担いました。
さらに店内レストランや軽食コーナーのコスパの高さも魅力の一つ。軽食コーナーのホットドッグは80円。ソフトクリーム/50円という驚きの価格は購買意欲をそそられます。

快速は停まらないけど、専門店がアツい! 新習志野駅

新習志野駅

ここからはしばらく各駅に停車。南船橋駅の隣駅となる新習志野駅は、京葉線内で唯一習志野市にあります。東側に車両センターがあることから、出入庫の機能も備えるため、当駅を発着する列車も多数設定されています。

ミスターマックス新習志野店

駅前を彩るのがミスターマックス新習志野ショッピングセンター。スーパー・ベルクスやマツモトキヨシをはじめ、飲食店が多く入るほか、温浴施設「天然温泉 湯〜ねる」があるなどショッピングモールとしては珍しい業態となっています。

東京インテリア カインズ ワイルドワン

ミスターマックスの横を流れる川を渡るとすぐ見えるのが東京インテリア幕張店。南船橋のIKEAと同様家具店となりますが、こちらは日本国内の店舗で、取り扱うメーカー数も160社と多く、お値段も低価格帯〜中価格帯のものが中心でかなりお手頃なのだそう。
そのすぐ横にはカインズ幕張店ワイルドワン幕張店と並びます。カインズは言わずとしれたホームセンター。ペットコーナーはカインズ最大級の規模を誇り、カフェなども併設するホームセンターとしては新しいおしゃれな店舗となっています。またワイルドワンはアウトドア用品専門店で、キャンプ好きにとっては目からウロコの専門店。価格帯変動の多いキャンプ用具が、仕入れによってはお手頃価格で買えることもあったり。。。?
そのような専門店が多く集まるせいか、この周辺からイオンモール幕張新都心にかけて、週末はよく渋滞が発生しています。

余談ではありますが、新習志野駅は快速が停まらない駅であるため、土休日日中ともなると列車が15〜20分来ないということもしばしば。。。本数や時刻は予め確認しておくのがベター。

33年ぶりの新駅、満を持して開業!幕張豊砂駅

幕張豊砂駅

2023年3月18日、新習志野〜海浜幕張間に、1990年の全線開業以来初の新駅として誕生したのが幕張豊砂駅。ホームが上下線で地上と高架で分かれている面白い構造をしているのが特徴的です。
かねてより新駅の構想は全線開業の少し前からあったそうなのですが、2013年のイオンモール開業、2020年の東京オリンピック開催を期に計画が一気に進展し、晴れて駅の開業へと至りました。

イオンモール幕張新都心

幕張豊砂駅開業の立役者であり、駅前最大の目玉となっているのがイオンモール幕張新都心。専門性のある4つの建物から構成され、東側からグランドモール、ペットモール、ファミリーモール、アクティブモールとなっており、全国にあるイオンモールの中でも最大の面積を誇ります。駅はファミリーモールと隣接しています。

コストコ幕張倉庫店

さらにもう一つ忘れてはならない・・・いや、どうしても忘れられないのが、ペットモール横に負けじと佇むあの話題のスポット・コストコ幕張倉庫店でしょう。コストコといえばご存知の方も多いはず、会員制の倉庫型ストアとして、ボリュームのあるアメリカンサイズの商品がお手頃な価格で買える週末にもなると駐車場待ちの渋滞が起きる超人気店です。こちらの幕張倉庫店も例に漏れず週末には多くの人で賑わっており、渋滞はもちろん1階店舗外にあるフードコーナーも、特大サイズのハンバーガーやソフトドリンクがお手頃価格で買えるとあって大行列ができます。

ショッピングの宝庫! 海浜幕張駅

海浜幕張駅

その次の駅は、千葉市の中でも代表的な駅としても名高い海浜幕張駅。幕張メッセやZOZOマリンスタジアムの最寄り駅として機能するほか、周辺は幕張新都心と呼ばれ、高層オフィスビルが立ち並ぶ商業都市となっており、終日多くの人が行き交う街となっています。

三井アウトレットパーク幕張

駅の南側からすぐの場所にあるアウトレットモール・三井アウトレットパーク 幕張。A〜Dの4フロアにさまざまな有名ブランドショップが立ち並び、お得なアウトレット価格で買えるのが魅力ですが、駅から徒歩30秒という利便性抜群のスポット。

プレナ幕張

その横に隣接するモダンな作りが印象的な建物がプレナ幕張。1・4階を中心に飲食店が多く入るのが特徴で、ファーストフードからフードコート、ファミリーレストランに居酒屋などとにかく飲食店が多いので、食べたいものに悩んだらプレナに行ったらすぐ決まるかも?また1階に千葉ロッテマリーンズの公式ショップもあるので、ZOZOマリンスタジアムへ観戦に行く前の立ち寄りスポットにもなっています。

イオン幕張店
イオン幕張店
ルームデコ幕張新都心店
ルームデコ幕張新都心店

一方の北側には、駅から300mほど歩いた場所にイオン幕張店ルームデコ幕張新都心店が向かい合わせに並びます。

美浜区・住の街 検見川浜駅

検見川浜駅

次の停車駅は千葉市美浜区の検見川浜駅。美浜区役所の最寄り駅でもあり、高層マンションから一戸建て住宅までたくさんの宅地が立ち並び、商店の種類も限定されていることから、住に特化した街となっています。

イオンスタイル検見川浜店

検見川浜駅に華を添えるのがイオンスタイル検見川浜。元々はイズミヤとして営業していましたが、2017年に惜しまれつつも閉店。その後イオンスタイルとしてリニューアルオープンしました。一階の食料品フロアを中心に、衣料品・生活系雑貨売り場など、駅前の商業にふさわしい事業展開をしています。

美浜区・商の街 稲毛海岸駅

稲毛海岸駅

続いて美浜区内3駅目となる稲毛海岸駅。周辺は高層マンションや団地が立ち並ぶものの、住に特化した検見川浜駅と打って変わって、多くの種類の商店が並ぶ商の街となっているのが特徴です。

マリンピア

駅前に堂々と建つのがマリンピア。ご覧の通りイオン系列のショッピングセンターとなっており、建物は本館・専門館の2つに別れています。本館は食料品、生活用品、レストランなどショッピングセンターらしい売り場となっていますが、専門館は家電量販店やホビーショップ、生活サービス系の店舗など、ジャンルが特化したお店が入ります。

お買い物スポット満載の終着駅・蘇我駅

蘇我駅

東京駅からほぼフルマラソンの距離を走ってきた京葉線はついに終着・蘇我駅へと到着します。ここでは千葉駅から房総半島を結ぶ内房線、外房線が接続し、両線は当駅を境に分岐するため、ハブの役割を持ちます。周辺にはサッカーの他、JAPAN JAMやROCK IN JAPANなどフェスの会場として知られるフクダ電子アリーナがあり、雰囲気は郊外駅ながらも乗降客数も多い駅となっています。

アリオ蘇我

蘇我駅を代表するのが、西側にある商業地域ハーバーシティ蘇我。そのコア店舗となるのがアリオ蘇我。県内有数の駐車台数(5,000台)を誇り、国道357号線にも隣接していることから、車での来店も多い施設となっています。
その他にシネコンなどのアミューズメントに特化したフェスティバルウォーク蘇我や、ホビー・カルチャーに特化したグローボなど、個性的な施設が多く集まります。

トップマート 蘇我店
トップマート蘇我店

その他東側には地域密着型のスーパートップマートやベルクやマツモトキヨシなどもあるので、生活に困らない導線が構築されている地域となっています。

まとめ

アウトレットや巨大ショッピングモール、異世界を演出するエンタメ要素満載のスポット、日本初を生んだ施設など、1つ行くだけでも楽しいスポット満載の京葉線。一つの駅ごとに特徴的なのももちろんですが、路線としても古くはないので、モダンな雰囲気の施設が多いのも特徴ですね。

東京駅での乗り換えはちょっと大変ですが、ぜひその魅力を行って感じてみてください。

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