新浦安駅周辺 ―みんなが憧れる、東京湾岸のベットタウン―

新浦安駅周辺 ―みんなが憧れる、東京湾岸のベットタウン―

千葉県
えきまえふぁん編集部
2022.02.28 2022.04.10
SHIN-URAYASU

千葉県東端に位置し、東京と隣接している浦安市は、東京ディズニーランドのある都市として世界的にも有名な街ですが、その敷地面積は17.29km²と県内では最も小さい街。そんな浦安市内にある駅は、東京メトロ東西線の浦安駅とディズニーリゾートの最寄り駅・舞浜駅、そしてこの新浦安駅の3駅となります。舞浜駅とともにJR京葉線の駅として1988年に開業。以来浦安市の商業地区、新興住宅地として発展してきました。今回はそんな新浦安駅の街の様子を見に行ってきました。

住んでみたいと言いたくなりそうな駅前の様子

新浦安駅前

まずは街の中心となる駅前広場は、改札を出て右手側。イオンスタイル新浦安やモナなどの商業施設と、駅の線路脇には行政サービスセンターの建物があります。大きめのバスロータリーも設置され、浦安駅や舞浜駅をはじめ、南側の住宅街を結ぶ路線など多数発着します。

新浦安駅北口

一方の北口は京葉線に沿って通る大通りが面し、駅前にはオリエンタルホテル東京ベイ浦安ブライトンホテル東京ベイなどのホテルが並ぶエリアとなっています。

新浦安駅周辺の道路

こちらはロータリーを出てすぐ、イオンスタイル横の大通り。3車線の大きな車道に加え、中央部分に植樹がされていたりと、きれいな街の象徴となっています。

新浦安駅前の遊歩道

大通り横の歩道は遊歩道のように整備され、自転車用と歩行者用で分けられて安全にも配慮したつくりになっていました。

こちらはイオンスタイル裏手側にある高層マンションのエントランス。こういった異世界風の豪華な広場も美しい街づくりに一役買っています。

市内有数の規模を誇る商業施設

浦安市の商業地区として栄えてきた新浦安。駅前や周辺の商業施設を見ていきます。

アトレ新浦安

駅の高架下にはJR東日本系列のアトレ新浦安。大きく目立つのは改札口を出て直進した場所にある書店。その右手側にはパンケーキで有名なEggs ’n Things Coffee(エッグスンシングス)の店舗があり、週末には行列ができていました。東京方には直結する改札口も設置され、こちらを出ると飲食店フロアとなります。

モナ新浦安

南口のデッキに沿ってすぐにあるのがMONA(モナ)新浦安。地上4階建ての2つの建物から形成され、駅側すぐのマックとコメダ珈琲があるB館。その奥レディースファッションのお店が多く入るほうがA館です。1階フロアの線路脇に金融機関が密集していたり、不動産関連の窓口もあるなど生活インフラにも欠かせない施設です。

イオン新浦安

その奥側は駅前最大規模のイオンスタイル新浦安。元はダイエー系列のショッパーズプラザ新浦安として営業していましたが、ダイエーがイオンの子会社となったことで現在の業態へと変遷しました。1階フロアのスーパーを主体に、ファッション系、雑貨店など規模に応じた幅広いジャンルを取り扱っています。

ニューコースト新浦安

こちらは駅前の大通り・シンボルロードを1km進んだ場所にあるショッピングセンター・ニューコースト新浦安。元々はイトーヨーカドーの店舗でしたが、2018年より現在の形に。スーパー・ヤオコーやニトリなどが入っているようです。

何かと人気も!注目スポット

若潮公園

駅の西側・境川のほとりにある若潮公園。一見芝生広場と盛り土の高台があるシンプルな都市公園風の佇まいですが、奥に行くとなんとカピバラやモルモット、ポニー乗馬ができる動物広場や、子供たちに大人気の交通公園などが展開されています。現在コロナ渦で利用を市内関係者に限定されていますが、週末は駐車場がすぐ満車になるなどファミリーに大人気の公園です。

J:COM 浦安音楽ホール

こちらはモナのちょうど裏手にある、2017年にできたばかりのJ:COM浦安音楽ホール。浦安市内では数少ないコンサートホールで、おもにクラシックを中心としたコンサートホールとなっているようです。

団地だらけの街、住宅事情もお伝えします

美浜東エステート

京葉線を利用する方ならその光景をすぐご理解いただけると思いますが、新浦安駅の周辺はとにかく高層型の団地やマンションが多いです。駅を団地が取り囲むように建てられており、駅近物件を探すなら基本団地であることが前提となるでしょう。

美浜西エステート

&に象られたオブジェが目立つのは、駅のすぐ西にある美浜西エステート。周辺は大体URの管理するマンションとなっています。URの賃貸物件もここ最近はリノベーションが施された物件も増えているので、昭和の団地のイメージは払拭されつつありますし、住環境もだいぶ良くなっていることと思います。

入船西エステート

駅の南側一帯を占めるのがこちらの入船西エステート。高層型の建物と、低層型のテラスハウスタイプの建物が共存する団地となっています。周辺の団地は基本地名と方角に”エステート”が付けられているようです。

マリナイースト21

さらに駅前のシンボルロードを東に進み、ホテルエミオン東京ベイを越えたあたりに見えてくるマンション群はマリナイースト21という街区なのですが、この一帯は特に高級そうなマンションが立ち並ぶエリアで、この地区に住む既婚女性のことをマリナーゼと呼ぶのだとか。

新浦安駅周辺 東日本大震災の爪痕

そして新浦安駅周辺の歴史において、これだけは包み隠さずお伝えしておきたいことが1つあります。浦安市は2011年3月11日に起きた東日本大震災において甚大な被害を受けた地域のひとつで、舞浜駅や新浦安駅では液状化現象が起きました。新浦安駅の西側・境川を渡った場所にある今川地区は特に被害の大きかったエリアで、この写真を撮影した2015年でもその爪痕が残ったままでした。この原因として挙げられるのは、新浦安駅一帯は1970年代に埋め立てられた地域で、人工的な地盤である上元々が海だった場所なので、年月を重ねてできた地盤とは雲泥の差があることは間違いありません。それ故今後もしまたあのような自然災害が起きたときに、どうなるかはわかりません。これは埋立地の宿命でもあります。

かと言ってこんなんだから住まないほうが良いとは思いませんし、それを取っても新浦安は区画整理されたきれいな街だと思います。しかしこういった事実があったということだけを知っていただければありがたいです。その土地土地でメリットもあればデメリットもある。住まうにもそれなりの覚悟も要るということだと思います。

まとめ

団地に囲まれた浦安市の商業地区・新浦安駅。筆者も過去浦安に5年ほど住んでいましたので、よく買い物などで出向き慣れ親しんだ街でもあります。最後にお伝えさせていただいた震災の爪痕も、当時居住していたこともあって、その被害の大きさもこの目でハッキリと焼き付きました。あれから10年、今でこそ復旧はだいぶ進みその痕跡はだいぶ目立たなくなりました。だからこそこの事実を忘れてはならないと思いましたし、そうした歴史があったことも、見た者としてしっかりと伝えていかなければならないと思いました。

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
阪急・新京成・近鉄推しの、生まれながらの鉄ヲタ。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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