時間があまりないので、お伊勢参りを半日で周ってみた

時間があまりないので、お伊勢参りを半日で周ってみた

クローズアップ
えきまえふぁん編集部
2022.05.07 2022.05.07
EKIMAG

2022年3月、関東在住の筆者は大阪〜三重3泊4日の旅行をしまして、大阪(東花園駅額田駅)・奈良(生駒駅大和西大寺駅)への取材敢行。しまかぜに乗って鳥羽へと向かい、ついに最終日の4日目。せっかく三重まで来たのだから、お伊勢参りして帰ろう!と、スマホ片手に調べていると・・・。なんとしっかり周るのに1日はかかると書いてある。しかし最終日で帰りの時間もあるので、参拝に1日も掛ける余裕なんて無い。困り果てていたのですが、それでもお伊勢さんには行きたい!時間がなくても行ってみたい!!そんな決意と覚悟を持って、半日でのお伊勢参りを敢行してみました。今回はそんな怒涛の弾丸お伊勢参りのレポートをお伝えします。

宇治山田駅に到着 バスで効率よく周ろう

宇治山田駅

前日鳥羽で1泊し、朝のうちに近鉄線で宇治山田駅へ。近鉄の前身のひとつでもある参宮急行電鉄によって1931年に開業した当駅は、まさに伊勢神宮参拝のために造られたターミナル駅。西洋風のレトロな雰囲気な駅舎で、2001年には国の登録有形文化財に登録されました。残念ながら拝見することはできませんが、2階部分には貴賓室があるそうです。

駅舎を出たらタクシーもたくさん停まるロータリーが広がりますが、今回はバスを使いますので、ロータリー内のバス停へ向かいます。

CANバス

今回乗車したのは、三重交通が運行するCANバス。宇治山田駅を起点に、伊勢神宮外宮・内宮はもちろん、神宮周辺のスポットと、二見浦、池の浦を経由して、鳥羽へと向かう何かと長距離路線バスです。運賃は宇治山田駅〜内宮間で440円(子供220円)となります。鳥羽方面からも直通で来ることはできますが、その場合1時間ほどかかるのと、運賃も870円(子供440円)と結構膨れ上がるので、近鉄で五十鈴川駅・宇治山田駅・伊勢市駅まで乗車がベター(※注1)。

(※注1)=本数が多いわけではないので、時刻表は要チェック。

CANバスについて詳しく見る

目指すは「内宮」一択!

伊勢神宮 内宮

前述でも申し上げましたが、今回は時間が午前中〜午後イチまでしか時間が取れないので、残念ながら外宮参拝は断念します。ですので目指すは内宮一択です!お伊勢参りの順番も一般的に外宮→内宮の順番とされていますので、外宮参りは今回車窓からで失礼します。所要時間はCANバスで宇治山田駅〜内宮まではおよそ25分。伊勢市駅からは20分ほど。

鳥居をくぐり、内宮へと続く宇治橋を渡ります。神苑を経由し、手水舎と五十鈴川に面した御手洗場で身を清めたら、正宮 皇大神宮でお参りをします。その後御稲御倉を経由して別宮 荒祭宮でお参り。御朱印の記帳などがある場合は内宮神楽殿を経由し、御朱印帳を受け取りましょう。

所要時間は大体45分〜1時間といったところでしょうか。60分で回れるコースの紹介を公式でもされていますので、参考にしてみてもよいでしょう。

公式サイトのルートを見る

必ず寄りたい、おはらい町とおかげ横丁

おはらい町通り

内宮でのお参りが済んだら、いよいよ今回のメインイベント参道巡り!お参りももちろんですが、参道に広がるお店も魅力満載です。

内宮宇治橋前から猿田彦神社のほうへと伸びるおはらい町は、五十鈴川に沿って続く通り。きれいな石畳の道沿いに木造・瓦屋根の昔ながらの建物、琺瑯看板などを掲げたレトロな雰囲気のお店が連なっています。

赤福

参道巡りに欠かせないものと言ったら食べ歩き!お伊勢さんで食べ歩きと言ったら・・・?そう、赤福ですね!!今や伊勢だけにとどまらず、名古屋駅でも購入できるお土産の定番・赤福ですが、やはりこの伊勢の地で生まれた銘菓。ここで食べないわけにはいきません。宇治橋前から通りに入ってすぐ右手にある直営店でイートイン。抹茶とのセット(300円)をいただきました。あんこ・餅・抹茶という和の総出演、相性が悪いわけがありません。絶妙に絶妙を重ねた絶大ハーモニーがここ伊勢に誕生!!

手こね寿司 すし久

ランチはおはらい町中程にある、江戸時代から続く老舗寿司店・すし久へ。伊勢志摩の郷土料理で、お店の名物でもある手こね寿司梅(1,380円)をいただきました。手こね寿司はカツオ漁が盛んだったこの地域で、漁師が持っていったご飯とその場でさばいたカツオを醤油に漬け、手で豪快に混ぜて食べたのが始まりと言われています。そんな手こね寿司のお味は、ほんのり色づいた酢飯の酸味と、甘い醤油の絡んだカツオから生まれるコラボレーションはもはや想像は容易で、寿司好きなら舌鼓を1000回打っても足りないくらいの味であることは間違いありません。そして東海地方ならではの、赤だしの味噌汁が口に入ったときにはもう・・・。参りましたm(_ _)mおかげ横丁

腹ごしらえが済んだら先へ行きましょう。すし久さんから少し北へ進むと、招き猫と常夜灯が印象的なおかげ横丁が見えてきます。おはらい町同様妻入り建築の趣ある街並みが広がりますが、こちらは路地に展開された街並みと言ったところでしょうか。横丁内にはお土産屋さんや飲食店ももちろん、射的などができる露店などもあり、昔ながらの遊びや体験もできるコンテンツが揃っています。

宇治橋からここまでで、食事の時間なども含めて大体2時間くらいで周れました。

五十鈴川駅でFINISH どのくらいで周れた?

五十鈴川駅

おかげ横丁をあとにし、おはらい町を進み猿田彦神社・・・は今回スルーし、国道23号線をひたすら北上していきます。歩くこと大体30分くらいで、最寄り駅である五十鈴川駅に到着します。宇治山田駅に荷物を預けているので、ここから電車で移動します。

近鉄特急

帰りは宇治山田駅から近鉄特急で名古屋へ。そのまま新幹線で東京へと戻りました。

今回9時過ぎに宇治山田駅へ到着。13:16分には戻ってこれていますので、この行程で大体4時間くらいといったところですね。急ぐ旅ではありましたが、初めてのお伊勢参りは満喫できたのではないかと思います。次来る時はもちろん時間を鑑みて、じっくり深く巡ってみたいと思います(笑)

まとめ

時間がない中でのお伊勢参り。結構慌ただしくなるのではと思っていましたが、ここだけは外せない!を絞って回ったのも功を奏したのか、それなりにゆとりを持って周れたのではないかと思います。この周り方をオススメするか・・・と言ったらそうではなく、もちろんご覧いただいている方々にはもっと深くお伊勢参りをしていただくことをオススメしたいです。ちゃんと外宮もお参りしたほうがよいですし、1日と言わず2日くらいでゆっくりじっくり周ったほうがもちろん楽しいと思います。ですので今回ご紹介した方法は、あくまで苦肉の策。筆者と同じように時間の見積もりを誤って、時間がないのを承知でお伊勢参りしたい場合にぜひご参考ください(笑)

次こそはちゃんとお伊勢参りしますm(_ _)m

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
阪急・新京成・近鉄推しの、生まれながらの鉄ヲタ。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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