生駒の頂〜聖天へ!日本最古のケーブルカーで生駒山散策

生駒の頂〜聖天へ!日本最古のケーブルカーで生駒山散策

クローズアップ
えきまえふぁん編集部
2022.03.27 2022.04.01
EKIMAG

大阪と奈良の県境に高々とそびえ立つ生駒山地。その主峰となる生駒山の麓には近鉄生駒駅があり、大阪と奈良を結ぶ重要な拠点を担っています。起伏の激しい地形に大型商業施設や住宅街が並ぶベットタウンですが、一方駅の西側は生駒山がそびえ、遊園地や歴史的な寺院があるのはご存知でしょうか?関東在住の筆者は初めて訪れたのですが、そこにはえきレポ1つの記事では語り尽くせない魅力がありました。今回は普段から鈍りきった身体が悲鳴を上げるほど意気込んで取材に行ってまいりましたので、ぜひご覧くださいませ。

聖天と山頂を結ぶ、日本最古のケーブルカー

鳥居前駅

生駒駅の南口を出て、右手側に伸びるデッキを進み、グリーンヒルいこまのレストラン街を奥に抜けると、歩道橋を渡ると昭和の雰囲気を漂わせる駅のような建物へと繋がります。こちらは近鉄の運営する生駒山上ケーブルの鳥居前駅という駅。

生駒山上ケーブル

改札を抜けると、右側にオーソドックスな趣あるケーブルカーの車両と、左側の・・・ん?、犬!?の顔したケーブルカーがお出迎え。複線となっていますが、訪れたこの日は左側のワンワンケーブルカーとこいつとケーブルで繋がっているニャンニャンケーブルの2両のみ運行。右側のは繁忙期に運行されているようです。
(余談ですが犬のケーブルカーは「ブル」と名付けられているのだそう。)

生駒山上ケーブルの踏切

ケーブルカーの線路上には、全国的にも珍しい踏切が設置されています。

宝山寺駅

鳥居前駅を出発したケーブルカーはおよそ5分程度で宝山寺駅に到着。歴史の匂いがプンプンする駅舎が印象的。

生駒山上ケーブル

ワンワンとニャンニャンのケーブルカーはここまで。今度はメルヘンに埋め尽くされたケーブルに乗り換えて、生駒山上駅を目指します。

梅屋敷駅、霞ヶ丘駅、ケーブルカーの踏切

宝山寺駅〜生駒山上駅間の山上線は、途中梅屋敷駅霞ヶ丘駅という駅があります。いずれも傾斜のある場所にあり、駅からの絶景もみどころです。

大阪を見渡す超絶景スポット 生駒山上遊園地

宝山寺駅からおよそ7分で生駒山上駅に到着。駅名のとおり生駒山の山頂に近い地点に駅があります。

駅を出るとすぐ目の前に見えるのが生駒山上遊園地。開園90年を誇る歴史ある遊園地で、近鉄の系列子会社が運営しているということで、今となっては数少ない鉄道会社の系列が運営する遊園地となっています。また奈良県内で唯一の遊園地です。

生駒山上遊園地は冬季の閑散期は休園期間となっており、今回訪れた日も残念ながら休園期間の日でした。

生駒山上遊園地

標高642mの生駒山頂上にあるということで、園からの景色は言うまでもありません。大阪平野はおろか大阪湾、京都のほうまで見渡すことができます。

下りも正直ツライ、急な山道

生駒山の酷道

生駒山からの下山は、ケーブルカーの出発時間にゆとりがあったので、徒歩で行くことにしました・・・が!!!これがまた大誤算。。。手すり等はあるものの、これがまた急斜面でして。脚の筋肉をブレーキとして酷使するので、下山するにも相当な体力を要しました。やはり山をナメてはいけませんね。

なんとか梅屋敷駅まで下山しましたが、脚はもう棒状態。ケーブルカーを待って1駅のみ乗車しました。

日本三大聖天・宝山寺とその参道

生駒山といえばやはりここだけは外せません!駅名や代表スポットともなっている宝山寺。商売繁盛や金運、縁結びの御利益がある聖天を祀るお寺ということで、またの名を生駒聖天と呼ばれ、日本三大聖天のひとつとして数えられています。境内へと伸びる参道は、長い長い階段が続いていきます。

生駒駅付近から伸びる参道も階段が続いていきますが、沿道にはお店や旅館などが並びます。訪れた際はおしゃれなカフェなども増えているのかな?という印象。伊勢神宮などの観光地のような賑わいはないものの、古い建物なども多く残る趣のあるスポットなので、インスタ映えや自撮り大好き女子にはうってつけの場所ではないでしょうか。

まとめ

大阪と奈良の県境に堂々とそびえる生駒山。その急斜面を体験し、ケーブルカーを必要とする理由がよくわかりました。特に宝山寺の参道は歴史的な背景が見え隠れする場面も多く、下りだけとはいえとても歩いていて勉強になりました。残念ながらこのお話は当サイトのポリシーに反してしまうので控えますが、気になった方はぜひ調べてみてください(18歳以上)。
今度は少し足を伸ばして、生駒山パノラマビューをしながら、国道308号線の暗峠とかも行ってみたいな〜と思います。

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
阪急・新京成・近鉄推しの、生まれながらの鉄ヲタ。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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