【大宮駅周辺を歩いてみた】埼玉県最大の都市は、鉄道とナポリタンの街!?

【大宮駅周辺を歩いてみた】埼玉県最大の都市は、鉄道とナポリタンの街!?

埼玉県
えきまえふぁん編集部
2021.06.07 2021.07.09
OMIYA

東京駅から在来線で最速およそ30分、埼玉県最大の都市としても有名な大宮駅
東北や上越・北陸へと伸びる新幹線・在来線は当駅で枝分かれすることから、すべての営業列車が停車。乗り入れる路線数も東京駅に次いで第2位の多さを誇る、巨大ターミナル駅となっています。

そんな大動脈の拠点ともなる大宮駅の周辺は、その名に恥じないほどの繁華街となっており、大型の商業施設はもちろんのこと、昔ながらの商店街も賑わっています。
またここ大宮は、古くから広大な敷地の鉄道工場があることから「鉄道の街」としても栄えてきました。その経緯から、近年ではとあるグルメで町おこしをしているのだとか。。。?

百聞は一見にしかず!ということで、早速大宮駅の周りを見ていくこととしましょう。

商業ビルがひしめき合う都会的な街並み。西口

大宮駅西口

新幹線ホーム側に位置する東口は、改札階フロアからペデストリアンデッキと繋がり、駅前の商業施設へはデッキを介して直接行くことができます。
デッキの階段を下りて地上部分はバスロータリーやタクシー乗り場が広がる、繁華街ならではの様相となっています。
新幹線の高架下や駅構内は「ルミネ大宮店」が駅ビルとして機能し、東口側は「ルミネ2」となっています。

大宮そごう

では周辺を見ていきましょう。
ペデストリアンデッキを出て左側に見えるのは、最上階の展望台?が特徴的な「そごう大宮店」。
かつては全国に店舗を展開していたそごう。首都圏では横浜、千葉とここ大宮を残すのみとなりましたが、ブランドショップや各種ファッションフロアなど、百貨店ならではの佇まいは今も健在!正面のエレベーターからは、大宮駅を見渡すことができます。
最上階にある展望スペースのような部分は、かつては回転展望レストランとして営業していましたが、2003年のリニューアルの際に閉店。現在は美容・医療系店舗の入るフロアとなっており、入店しないと眺望はできないようになっています。(ここからの景色を写真に収めたかったのですが。。。残念!)

ビックカメラ大宮西口そごう店

駅側の本館とは別に、連絡通路を介してパーキング館なる立体駐車場が隣接しており、こちらの1〜3階フロアは「ビックカメラ大宮西口そごう店」となっています。

ARCHE大宮

そごうから右に視線を移すと見えるのが、ガラス張りのビルが印象的な「大宮アルシェ(ARCHE)」。
ファッション・雑貨系の店舗は若年層向けのお店がメインとなっている他、ディズニーストアや埼玉西武ライオンズのオフィシャルショップ等のキャラクターショップ、FM NACK5サテライトスタジオSTUDIO ARCHE」なども入るのが特徴です。
先述のそごうからは駅の眺望はできなくなってしまいましたが、アルシェのエスカレーターフロアは全面ガラス張りで、東口の様子を一望することができるスポットにもなっています。(この記事のアイキャッチもここから撮影しました)

大宮マルイ

続いてアルシェの右隣には「大宮駅西口DOM(ドン) ショッピングセンター」。
こちらは「丸井大宮店」、「ダイエー大宮店」2つの各店舗からなる複合商業施設で、フロア名称もそれぞれ「マルイゾーン」と「ダイエーゾーン」と二分されています。
マルイゾーンは1〜7階のすべてが丸井の店舗となっていますが、ダイエーゾーンにはダイエーの他東急ハンズやノジマ等も入ります。

JACK大宮

お次はDOMを抜け、ニューシャトルの乗り場からも近い位置にある「ジャック(JACK)大宮」。
正式名称は大宮情報文化センターで、地下2階・地上18階からなる複合ビルとなっています。
商業店舗は1階にファミリーマート、18階に東天紅が入る他は予備校オフィスなどがメインとなっており、3階部分にはプラネタリウム「さいたま市宇宙劇場」があります。

大宮駅西口周辺の様子

ペデストリアンデッキの奥を降っていくと、こちらも通りに面してさまざまなビルやお店が立ち並び、駅前ならではの賑わいを見せます。

大宮ソニックシティ

さらに東側へ進むと、大きな高層ビルが目に飛び込みますが、こちらは「大宮ソニックシティ」。
31階建てのビルと大ホール、ホテルからなる施設で、大ホールではよく有名アーティストのコンサートなども開催されます。

下町風情の路地裏商店街が立ち並ぶ。東口

大宮駅東口

新幹線ホームの反対側、京浜東北線や東武アーバンパークラインのホーム側の出口は東口。
こちらは地上階へと繋がり、駅前ロータリーにはバス停の他に、東口同様客待ちのタクシーがひしめき合っている印象です。

大宮駅東口周辺の様子

駅を出るとすぐ左手に見えるのが「大宮銀座通り」。事実上の大宮駅東口界隈のメインストリートとなっており、西口の商業ビル群と対象的に、東口は商店街が盛んなエリアとなっています。

大宮銀座沿いにある商店街
左上から「大宮銀座通り」、「住吉通り」(中央上)、「一番街」(右上)、「ウェストサイドストリート」(左下)、「さくら小路名店街」(中央下)、「すずらん通り」(右下)

この大宮銀座通りを北に進んで行くと、右手にはまた別の商店街の入口がちらほら。
これらの商店街は、大宮銀座通りから旧中山道にかけて約100〜150mに伸びており(さくら小路名店街はウェストサイドストリートへと繋がります)、それぞれ個性的で味のある雰囲気を出しています。

まず駅側から「すずらん通り」は、道幅およそ2mくらいのアーケードとなっており、通り全体が地元のサッカーチーム・大宮アルディージャのチームカラーであるオレンジ一色となっているのが印象的です。

そこから北に進んで見えるのが「さくら小路名店街」。こちらは2mにも満たない小路に趣のある飲食店が立ち並び、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気は、京都の先斗町を思わせます。

さらに北へ進み、さくら小路とも繋がるのが「ウェストサイドストリート」。
緑色のジャンクな雰囲気を醸し出すアーチの先には、飲食店が立ち並ぶ他、雑貨・服飾店やカラオケ店も入ります。日本風のお店が並ぶものの、どこかアメリカナイズドされたような雰囲気を感じました。

お次は5つの中で1番道幅の広い「一番街」。
大きな看板と屋根に覆われた通りには、飲食店から青果店、パチンコ店など幅広い業態のお店が並び、特に華やかな雰囲気の商店街となっています。

最後に紹介するのは、最北端にある「住吉通り」。
オレンジ色のレトロなアーチの先は、レトロな雰囲気の飲食店が多く立ち並ぶ味のある商店街となっています。

大宮高島屋

商店街の多い東口エリアですが、ルミネを除いて唯一の大型商業施設となるのが「高島屋大宮店」。
百貨店ならではのファッションフロアや食料品売場が広がるこちらは、1970年に開店して以来、50年以上大宮駅の商業を担ってきた先駆者と言えます。

大宮駅西口に建設中の商業ビル

また髙島屋の斜向かいでは、どうやら新たな商業施設を建設していますね。
こちらはこの区域の再開発事業の一環として進められているようで、商業施設をはじめオフィスや公共施設、ホールなども入る複合型施設で、2022年春の開業に向けて、工事が進められています。

広大な鉄道車両工場は街のシンボル

駅周辺の繁華街を見てきましたが、西口のジャック大宮から少し北側へ足を伸ばすと状況は一変!
道路沿いに覆われた壁の向こうには、何やら工場のようなものが見えてきます。

大宮総合車両センター
工場横の沿道から、工場内の様子を見ることができるスポットも!

そう、何を隠そうここ大宮は、古くから「鉄道の街」としても知られ、駅の北側・丁度新幹線の高架下はJR東日本の工場である「大宮総合車両センター」の敷地となっています。
その広さは約15万平方メートル(東京ドーム約3個分)で、工場では首都圏をはじめ地方などで活躍するJR東日本の鉄道車両の検査や、古くなった車両のリニューアル工事などが行われています。

さらに北へ進んでいくと、このような往年の機関車のモニュメントを見ることもできます。

D51蒸気機関車
日本一有名であろう、D51形蒸気機関車の立派な姿も
機関車
こちらも往年の名車、EF58形電気機関車とEF15形電気機関車のカットボディが鎮座

またジャック大宮横の交差点から、東口方向へと伸びる陸橋があるのですが、その陸橋からも工場内の様子が見ることができ、多くの鉄道ファンが訪れるスポットとなっています。

大宮総合車両センター
JR相模線の車両が停まっており、営業列車では存在しない「立川行き」となっています(笑)

工場沿道のガードレールには、新幹線の形を模したプレートがあったりと、大宮が鉄道の街として愛される所以が見て取れます。

大宮総合車両センター沿いの道路にあるガードレール

この工場の沿道を北へ北へと進み、20分程度歩くと「鉄道博物館」が見えてきます。
前述の通り博物館のアクセスはニューシャトルが便利ですが、工場のモニュメントを見て心を躍らせながら博物館を訪れるのもいいかもしれませんね!

鉄道員の食欲を満たしてきたソウルフード!大宮ナポリタン

古くは国鉄時代から鉄道城下町として発展してきた大宮ですが、ここ近年とあるフードメニューが話題となっているそう。

その名は「大宮ナポリタン」。

前述の通り、鉄道の街として栄えてきた大宮は、洋食店や喫茶店が並んでおり、その周辺で勤める鉄道員や工場マンに愛されていたメニューが「ナポリタン」だったそう。
そのナポリタンを懐かしむ声、大宮氷川神社の鳥居に用いられている朱色、地元Jリーグチーム・大宮アルディージャのチームカラーのオレンジ、そしてナポリタンと言ったらケチャップとパスタのハーモニーからオレンジ色へと染まります。そのことにちなみ、ご当地メニューとして大宮ナポリタンが誕生しました。
ただがナポリタンと侮るなかれ。大宮ナポリタンを名乗るには、旧大宮市内(現在のさいたま市西区、北区、大宮区、見沼区)に店舗を構えていること。具材に埼玉県産の野菜を1種類以上使うことと、ご当地としてふさわしい条件をクリアしてこそ、初めて大宮ナポリタンを名乗れるのです。

ここでは大宮駅周辺で、大宮ナポリタンを提供しているお店の一部を紹介したいと思います。

こちらは東口の住吉通り内にある「伯爵邸」。
創業45年を迎えた老舗の喫茶店で、レトロで懐かしい雰囲気が特徴的。
伯爵邸のナポリタンの魅力は、なんと言ってもそのボリューム!大盛りのナポリタンにサラダとスープがセットで、お値段も850円とお手頃。
この嬉しい内容とボリュームが、大宮の鉄道員たちの胃袋を満たしてきたのでしょうね。

またサンドイッチやパフェなどの喫茶店ならではのメニューはもちろん、沖縄そばやおにぎり、インドカレーやステーキなど、ジャンルを超越したメニューが豊富なのも魅力の一つ。
そして伯爵邸の最大の特徴は、喫茶店では珍しい24時間営業をしており、時間帯別(モーニング、ランチ、ディナー)のお得なメニューも提供。
いつでも時間を気にせずに、さまざまなメニューが楽しめるのはとても嬉しいですね。

こちらは西口、大宮そごうの裏手に店舗を構える「大宮コーヒーロースターズ」。
今どきのおしゃれな佇まいのカフェで出されるナポリタン(1000円)は、やはりおしゃれなナポリタン!
パスタを覆う大きな具材が食欲をそそります!

またこちらの大宮コーヒーロースターズさんも、こだわりのコーヒーはもちろん食事メニューも豊富で、パスタ・ライス・パンメニューをはじめとしたランチメニュー。ディナーになるとアルコールドリンクの提供がはじまり、肉・魚料理などコースメニューの提供もあったりと、本格的なお料理も味わえます。
昼夜問わずでオシャレな雰囲気を味わいながら、食事を楽しんでみてはいかがでしょうか!

その他にも大宮駅周辺には、大宮ナポリタンを出しているお店がたくさんありますので、ご自身の食べたいナポリタンをぜひ探してみてください!

まとめ

埼玉県最大規模の繁華街・大宮。
その知名度や規模のとおり、駅前を大型の商業ビルで華を添える西口。個性的な商店街が入り組み、古くから駅周辺の商業を支えてきた東口。
対象的な雰囲気はありつつも、それぞれの特徴を活かした魅力がたくさん詰まった街だと思いました。

また鉄道によって発展してきた歴史と、家族や仲間と楽しめるスポット。その経緯から生まれた新しい町おこしのカタチ。
存分に楽しめること間違いなしの街ではないでしょうか!

都内へ向かうも良いですが、北へ向かえばたどり着くこの大宮駅へ一度遊びに来てみてはいかがでしょうか。(決して損はしない!)

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
生まれながらの鉄ヲタ。おもに京急や近鉄、阪急を愛する。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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