【登戸駅周辺を歩いてみた】憩いの河川敷に、再開発も進む街

【登戸駅周辺を歩いてみた】憩いの河川敷に、再開発も進む街

神奈川県
Akito
2020.11.05 2021.05.13
NOBORITO

神奈川県川崎市の北部に位置するここ登戸駅は、JR南武線と小田急線が乗り入れる、市内の主要駅のひとつ。
両線との乗り換えも以前より便利ではありましたが、近年は駅舎の改装に伴いペデストリアンデッキが設けられ、より一層便利になりました。

そんなターミナル的機能を果たす登戸駅ですが、駅前が賑わう一方で周辺は飲み屋街や住宅街が広がっていました。
しかし近年の駅舎改装を皮切りに、周辺の区画整理も行われ、再開発が著しく行われています。
東京との県境も近いこの街は、一体どんな進化をしているのでしょうか。では早速見ていきましょう!

変わりゆく街の中に、昔ながらの面影も残す駅周辺

JR登戸駅改札
自然光による採光で開放的な雰囲気のJR南武線改札
小田急線登戸駅入口
ペデストリアンデッキから直通し、乗り換えの利便性も高い小田急線・登戸駅入り口

登戸駅はJR、小田急ともに2006年にリニューアルされた近代的な駅舎で、天井が高く大きな側面ガラスで自然光をふんだんに取り入れた開放感のある造りが特徴的です。

味の食彩館 のぼりと

JR側の改札を出ると、目の前に「味の食彩館 のぼりと」があり、駅と直結した商業施設となっています。
地上部分を含めた3階建て構造の建物には、スーパーやカフェ、本屋などが揃っており、生活に潤いをもたらしてくれます。
川崎市の行政サービスの窓口もあり、地元住民には有難い存在といえるでしょう。

小田急マルシェ登戸の地上部分

また小田急線側の駅舎も「小田急マルシェ登戸」が駅直結型の商業施設となっており、地上階に飲食店が複数入るほか、改札フロアにはコンビニやスイーツ店が並びます。

駅の周辺も見ていきましょう。

登戸駅 生田緑地口のロータリー

こちらはJRと小田急の乗り換え口となっている生田緑地口
ペデストリアンデッキの下はロータリーとなっており、タクシーとバスが発着しています。

ロータリーも駅舎改装に伴って整備されたもので、以前は駅から少し離れた場所にバス停があったのですが、道路の拡張によって駅前まで乗り入れられるようになりました。

バス乗り場からは駅の南側にある神木本町・菅生地区を結ぶ路線や、藤子・F・不二雄ミュージアムへ直通するバスが発着します。

登戸駅生田緑地口周辺 登戸駅生田緑地口周辺

ロータリーの周りに目を向けると、昔ながらの面影を残す小規模な店舗も。
駅前の区画整理がされつつも、近代とレトロが融合した街並みも素敵ですね。

また生田緑地口周辺は昔から飲み屋が多く立ち並ぶエリアでもあり、街の雰囲気は変わっても、環境は変わらないのも、登戸の魅力のひとつではないでしょうか。

多摩川に面する東京への玄関口。河川敷は憩いの場

お次はJRの駅舎を跨いで反対側。多摩川口を見ていきましょう。

登戸駅 多摩川口

その名の通り登戸駅は一級河川「多摩川」に面しており、小田急線に至っては川を渡り県を越境していきますので、東京・神奈川双方の玄関口としても機能しています。

多摩沿線道路

多摩川口を出てすぐの道路は「多摩沿線道路」となっており、多摩川に沿って川崎駅方面へと伸びています。
また駅舎側のみにはなりますが、多摩川口からもバスが発着しており、こちらはおもに駅の北西側にあるカリタス学園へ向かう路線が発着しています。

稲田多摩川公園

小田急線の線路下の道を進んでいくと、やがて多摩川の河川敷に差し掛かります。
土手を登ると見えてくるのは、線路の高架下から広がるグラウンドが印象的な「稲田多摩川公園」。
週末にもなるとこの一帯はスポーツやサイクリングを楽しむ人など、憩いのスポットとなっています。
またこちらは毎年8月に開催される狛江・多摩川花火大会の隠れた観覧スポットとしてもおすすめ。

多摩川を渡る小田急線
多摩川を渡る小田急線。橋を越えると東京都狛江市となります。
多くの人で賑わう多摩川の河川敷
河川敷の土手は憩いのスポット

駅からも近いことから、人の通りも多いエリアですが、一方で土手部分に含まれる車道は多摩沿線道路の一部となっていること。すぐそばに見える多摩川の橋梁「多摩水道橋」と接続していることから、車の通りもものすごく多いので、通行の際は注意が必要です。

もっと賑わいのある街へ。再開発プロジェクト進行中!

多摩川でのほほんと気分転換をしたところで、お次は駅の西側を見ていきましょう。

再開発中の登戸駅周辺

こちら側は工事中の区画や、真新しい建物が目につく、開発中のニュータウンのような光景が。

登戸駅一帯では、現在「登戸土地区画整理事業」と呼ばれる区画整理が川崎市が主体となって進行しており、登戸駅から県道3号線・津久井道、小田急線の隣駅・向ヶ丘遊園駅まで至り、約37ヘクタールの広範囲で区画整理、再開発事業が行われています。

再開発中の登戸駅周辺の様子

かつてのこの一帯は、中小の飲食店や住宅地が密集しており、車がすれ違うのが困難な狭い道が入り組んでいた地域でしたが、すべて一新し広い2車線の道路が敷かれるようです。

マルエツ登戸駅前店
オープンしたてのマルエツ登戸駅前店
オーケー登戸店
オーケーは6月のオープンに向けて準備が進んでいます。

20215月現在の様子としては、「マルエツ 登戸駅前店」が2020年秋に開店。また線路沿い、向ヶ丘遊園駅との間には「オーケー 登戸店」が6月のオープンに向けて着々と準備が進められています。

整備中の空き地

これだけでも昔と比べて、かなり便利になった印象を受けましたが、ところどころ空き地となっている区画があったりと、これらもすべて住宅や商店が立ち並んでいくことでしょう。
何ができるかは、まだお楽しみ。。。といったところでしょうか()

まとめ

時代の進化とともに変わりゆく街、登戸。
南武線で川崎駅へ30分圏内、小田急線で新宿駅まで快速急行で約16分と、アクセスの良さはピカイチなのは言うまでもありませんが、同様に市内の乗換駅となる溝の口駅や武蔵小杉駅のような、華々しさのあるエリアとは一線を画す雰囲気ではあるものの、その変わりようは驚きの連続でした。

また元々から乗換駅として機能し、駅前は賑わっていましたが、その賑わいが少しずつ周辺にも広がっていくような印象も。

訪れる度に違う景色が広がる駅周辺と合わせて、これからも目が離せない街ですね。

おまけ:小田急線ホームを占拠する有名キャラクター

ご紹介してきたとおり、進化を続けている登戸駅周辺ですが、どうやら駅の構内も面白い要素があるとか?
駅前・駅周辺を紹介するえきまえふぁんですが、今回は特別に駅の中も見ていきたいと思います!

おもしろ要素があるというのは、小田急線の改札内。
奥には駅票を映した液晶画面が見えますが、そのデザインや周りの絵には、どこかで見たことがあるキャラクターが。。。?

小田急線登戸駅・改札内の様子

さらに奥に進んでみましょう。

ドラえもんと暗記パン

そこにはなんと暗記パンを持った。。。ドラえもん!?

どこでもドア
こちらのどこでもドアでは、特急ロマンスカーでアクセスできる色んな観光地の風景が見られます。

そして隣にはどこでもドアが…!

これは一体どういう事でしょう!?
こうなるとホームはどうなってるのでしょうか?上がってみましょう。

ホームに上がり、ふと見上げるとどこの駅にも必ずある駅名標。

小田急線 登戸駅の駅名標
いや。。。ちょっと待て!?色なんか違くない??
小田急線 登戸駅ホームのベンチ
ベンチも
小田急線 登戸駅のエレベーター
エレベーターも
小田急線 登戸駅ホームのゴミ箱
ゴミ箱も

この通り。

はい。それではお答えしましょう。

藤子・F・不二雄ミュージアム

ここ登戸駅は、ドラえもんやパーマン、オバケのQ太郎などでお馴染みの漫画家、故・藤子・F・不二雄氏の作品を展示する博物館「藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄り駅のひとつとなっており、それに伴ってミュージアム監修の元、駅構内に装飾がされることになったそうです。

小田急線 登戸駅改札横のセブンイレブン

改札内のモニュメントの他にも、改札横のセブンイレブンでは、ドラえもんグッズが充実している専用コーナーも設けられています。

なお補足すると、藤子・F・不二雄ミュージアムへ最寄り駅とはなっているものの、当駅からのアクセスは、徒歩では20分以上を要するので、直通バスの利用が便利でしょう。
(徒歩アクセスは、JR南武線・宿河原駅や、小田急線・向ヶ丘遊園駅のほうが便利です。)

こちらも駅周辺の施設とともに、小田急線利用の際はぜひ注目してみてください!

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