上大岡駅周辺 ―高層ビルと高台に囲まれ、四季と絶景が楽しめる街―

上大岡駅周辺 ―高層ビルと高台に囲まれ、四季と絶景が楽しめる街―

神奈川県
えきまえふぁん編集部
2021.07.29 2021.08.12
KAMIOOKA

神奈川県横浜市の南部に位置し、京急本線と横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れる上大岡駅
京急では快特やウイング号を含む全種別の列車が停車し、利用者数も品川駅に次いで第3位の主要駅としても機能しています。

駅前は主要ターミナルの名に恥じない、都会の姿を見せますが、少し離れると住宅街や自然も残るベットタウンの風景も見られます。
いざ巡ってみると、そんな上大岡だからこそ味わえる風景を見ることができました。

それでは早速、上大岡駅周辺の見たまま、感じたままをお伝えしていきたいと思います。

高層ビルに囲まれた、上大岡駅周辺の様子

京急線上大岡駅改札口

まず京急側の駅舎から見ていきます。
品川寄りの階段を降ると一番大きな改札があり、右手側が東口。左手側が西口へと繋がります。
でははじめに西口から見ていきます。

上大岡駅前

西口は鎌倉街道(神奈川県道21号線)の大通りに面しており、見上げると道路を囲うようにそびえ立つ高層ビルが目を引きます。また大きなアーケードのある商店街も印象的です。
横浜市営地下鉄ブルーラインはちょうどこの鎌倉街道の直下を走っていますので、道路を挟んで京急側、ミオカ側へ出ることができます。

上大岡駅バスターミナルの入り口

上大岡駅バスターミナル内
おもに横浜市営バス、神奈川中央交通バス、江ノ電バスの3事業者の路線が発着

京急の駅舎は駅ビル構造となっていますが、その南側・1階部分には車の入れる大きな入口が。
こちらは上大岡駅のバスターミナルで、周辺地域を結ぶ路線はもちろん、高速バスなども発着しています。
おもに磯子駅や洋光台駅・港南台駅・東戸塚駅など、近距離にも関わらず鉄道接続の弱い地域へのアクセスを担う他、大船駅や鎌倉駅など市を跨いで運行する路線も発着しています。

上大岡駅の東側

一方で東側は出るとすぐ坂道がお目見え。都会的な西側から一転して、見るからに急な坂に面して住宅街が広がります。

早速イメージがガラリと変わるあたりが、すでに筆者の心を躍らせます。。。(笑)
ではもう少し詳しく見ていきたいと思います。

唯一無二の百貨店と、駅前を彩る商業施設

街のシンボル、ゆめおおおか

ゆめおおおか
右側のビルが「ゆめおおおか」

もはや上大岡のシンボルと言っても過言ではないのが、こちらの「ゆめおおおか」。
京急の駅舎も兼ねており、商業棟・中央棟・オフィスタワーの3つからなる複合施設となっています。

京急百貨店

この商業棟を担うのが「京急百貨店」。鉄道事業者が手掛ける百貨店は都市中心部で数多く見られますが、その中でも京急が経営するのはこの上大岡が唯一の店舗となっています。
地下1階〜地上12階までのフロアに、百貨店ならではの婦人服・紳士服売り場等はもちろん、ヨドバシカメラなどのテナントも入居します。
中でもオススメしたいのは、なんと言っても屋上広場!百貨店ではよく見かけるものですが、まずこちらをご覧ください。

上大岡駅 京急百貨店の屋上から

どうでしょう、この絶景!!
屋上から上大岡の街が一望できます。駅前に高層ビルが立ち並びますが、その奥は住宅街が広がるのがわかりますね。こうした展望スポットがあると、この街がどんな街なのかを俯瞰してみることができるのでイイですね。(高所恐怖症ですが。。。)

京急百貨店 2階エレベーターフロア

もう一つご紹介したいのがここ。京急百貨店2階にあるエレベーターフロアなのですが、そこからはなんと京急のホームが見ることができます。
京急といえば鉄道ファンからも高い支持を得ている私鉄で、赤とアイボリーに塗られた車両は「赤い電車」として沿線住民からも親しまれています。そんな赤い電車が間近で見られるのは、ファンにとっては大興奮間違いなしですね。

ウィング上大岡

お次に中央棟にあるのが「ウィング上大岡」。こちらも京急が運営する商業施設ですが、京急百貨店と比較するとカジュアルな店舗が入るのが印象的でした。また3階フロアには京急線の改札口があり、ホームとも直結しているのでとても便利です。

タワーマンションの下層部分を占める、カミオ/ミオカ

上大岡駅西口の大通りを挟んで向かい側にも大きな商業施設が見えます。

カミオ

京急の中央改札を出てすぐに見えるのが、こちらの「カミオ」。
地下1階〜地上4階からなるショッピングセンターで、飲食店が幅広く入居しているものの、各フロアごとにお店のジャンルが分けられており、とてもわかりやすい導線になっているのが特徴的です。

上大岡駅 京急百貨店の屋上から
右手下方に見えるのがミオカ

お次はその南側にあるのが「ミオカ」。地下1階〜地上7階からなり、施設の大部分をヤマダ電機LABIが占めていますが、Right-onやABCマートなどのカジュアルなお店が多く入ります。また上大岡で唯一のシネコン・TOHOシネマズもここミオカ内にあります。

またカミオ、ミオカで共通しているのが、どちらもタワーマンションの階下フロアにある商業施設で、衣食住を充実させた典型的な施設と言えるでしょう。いずれも再開発事業として建設された施設なので、ゆめおおおかと共に街のランドマークを形成しています。

駅周辺の生活を支えるスーパーマーケット

街のシンボルとなる大型商業施設が印象的な上大岡ですが、もちろん小売店も充実!

オーケー上大岡店

ディスカウントなスーパーとしてお馴染み「オーケー上大岡店」。こちらはゆめおおおかのすぐ目の前に位置する「akafoo park」の1施設として入居しており、その地下部分に店舗があります。1階フロアのパチンコ店が目立つので入り口が少々わかりにくいですが、ガラス窓のOKロゴが目印なので参考にしてみてください。

ヨークフーズ上大岡店

オーケーから少し南に進んだ場所にあるのは「ヨークフーズ上大岡店」。食品に特化した店舗となっており、かつてはイトーヨーカドーとして営業していたのですが、リニューアルの末現在の形に。ちなみにデニーズの日本第一号店もここにあったそうです(施設建て替えと同時に閉店)。
1階部分が売り場となっており、2階部分にはスポーツクラブが入ります。
広めに設けられた駐輪場と、駐車場も完備されているので、お買い物の利便性が高いのも嬉しいですね。

ミッケ ブック&マルシェ

またさらにオススメしたいのは、前述でも取り上げました「akafoo park」。ゆめおおおかの南側、道路を挟んで向かい側にある施設なのですが、1972年より営業していた「赤い風船」が2017年の施設リニューアルにより生まれ変わりました。
ボウリング場を中心にゲームセンターなど、アミューズメントを中心とした施設ですが、なかでも1階フロアは「ミッケ ブック&マルシェ」という輸入食品やカフェ併設の書店がある横にクレーンゲームがあるなど、カオスで面白い空間を生み出していたのが印象的でした。上大岡を訪れたらまず一度目にしてほしい施設です!

商店街

都会的な印象が強くなった上大岡ですが、風情ある商店街だってあるんです!

パサージュ商店街

パサージュ商店街

カミオの脇にあるアーケードが印象的な「パサージュ上大岡商店街(上大岡中央商店街)」。駅から行くと右側はカミオが占め、左手側にツタヤなどの店舗が入ります。こうした商店街と大型商業施設が一体化している例は珍しいですね。

上大岡の地形が生み出す、高台の絶景スポット

商業施設が多く集まる西口と打って変わって、閑静な住宅街が集まるのが東口。しかしそれだけにとどまらず。。。なんと駅を出るとすぐお目見えするのは、上へ上へと伸びるなが〜い坂道!
そう、上大岡は高層ビルとともに、高台に囲まれた丘陵地でもあります。見るだけで息切れしてしまうかもしれませんが、裏を返すと高台だからこそ見られる景色があるのです。。。!
ここではそんな上大岡だからこそ見られる絶景をご紹介します。

上大岡小学校付近

こちらは上大岡小学校付近から見える景色。とてもいい景色ですね!

上大岡小学校付近

ただし登ってくるのはやっぱりキツかったです。。。(笑)筆者はレンタサイクルを借りましたが、とにかく階段が多く、電動自転車でスイスイ登ってもこうした階段が立ちはだかりますので、ルート選びも重要になってきます。

黒船の見える丘

上大岡小学校から少し北に進むと「黒船のみえる丘」というスポットがあるのですが、こちらからは横浜の中心部・みなとみらいが見えます。ランドマークタワーを見ると横浜に来たんだなという実感がさらに強まりますね。

上大岡東1丁目(上大岡東公園付近)

さらに北へ進むと「上大岡東公園」という公園があるのですが、その付近でもこのような景色が広がります。

大岡五丁目公園

こちらはさらに北にある「大岡五丁目公園」。
上大岡周辺はこうした眺望が楽しめる場所が多くありますので、絶景めぐりもぜひオススメしたいです。ただし体力は要ります。。。!

四季折々の風景を楽しむ、上大岡駅周辺のみどころスポット

上大岡は絶景だけでなく、四季折々の風景などが楽しめるスポットも満載!季節に合わせて見たいポイントをご紹介します。

日本ならではの風景が楽しめる、久良岐公園

駅から東へ徒歩20分(バスでのアクセスも可能)の場所にあるのがこちらの「久良岐公園」。
港南区と磯子区にまたがる約23万平方メートルの敷地面積を誇ります。園内には芝生広場などはもちろん、多くの木々や植物が園内を彩ります。

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園の西側には梅林があり、初春になるとピンクや白に色づくの花が咲き。

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園内の斜面を利用して植えられた300本の桜は、春になると一面ピンクに埋め尽くされます。

久良岐公園の横浜市電

かつて横浜の交通を担っていた、横浜市電の保存車両も。

久良岐能舞台入り口

また園の北側には「久良岐能舞台」。その名の通り能をはじめとした日本の伝統芸能が気軽に楽しめる施設となっています。

久良岐能舞台の日本庭園

その施設の特徴から、味のある日本庭園が設けられています。秋になると写真左に映る紅葉が一面を真っ赤に染めるのでしょう。

夏の青空にピッタリ!丘の上に広がるひまわり畑

久良岐公園では春・秋・冬の風物詩を楽しめますが、夏はというと。。。もちろんございます!

大賀の郷ひまわりフェスタ

場所は変わりますが、上大岡駅から東へ5分ほど歩いたところにあるのがこちらの「大賀の郷」。
ひまわりの名所として知られ、畑には3万本ものひまわりが一面を黄色く染めます。毎年夏には「ひまわりフェスタ」なるイベントが開催され、一般開放(無料)もされます。これは地元の商店会が中心となって、上大岡の新名所を作るべく2011年より毎年手掛けられているそうです。

大賀の郷ひまわり畑

大賀の郷ひまわり畑

見渡す限りのひまわり。駆け回りながら「菊○郎だバカやろっ!」とつぶやきたくなったのは言うまでもありません。。。
とにかくこうした地元の方々が一丸となって、町おこしをされる様子を見れるのは、駅巡りをする身としていつも感動を覚えます。これからもぜひ繋いでいっていただきたいですね。

駅の西側を流れる憩いのせせらぎ、大岡川

大岡川

西口のパサージュを抜けて、カミオやミオカのちょうど裏手側に流れるのが、こちらの「大岡川」。磯子区の氷取沢を源流とし、上大岡付近は中流域にあたります。普段は流れも穏やかで、川の近くまで下りられるようになっています。

大岡川

沿岸も遊歩道として整備されており、上大岡から弘明寺などを経て日の出町にかけては桜の名所としても知られています。

こうした四季を存分に楽しめるので、季節ごとに訪れてみるのも面白そうです!

まとめ

高台に囲まれ、絶景を楽しめるだけでなく、季節によってまた違う楽しみ方ができる上大岡の街。
発展した街である一方で、個性的な施設も光る面白い街でもありました。

筆者も昔からちょくちょく訪れてはいた街だったのですが、丘に囲まれた街であることは知ってはいたものの、まさかこんなに登るのが大変なのは思いもせず。。。住民の方はこの坂で体力が鍛えられていることでしょう(笑)とはいえこういう風景を存分に楽しめる街は大好きなので、定期的に訪れてみたいなと思っています。

品川からも快特で30分ちょっと、横浜からも快特で1駅の上大岡。ぜひプラっと訪れて街を楽しんでみてはいかがでしょうか。

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
生まれながらの鉄ヲタ。おもに京急や近鉄、阪急を愛する。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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