【船橋駅・京成船橋駅周辺を歩いてみた】近代的でも歴史を体験できる街

【船橋駅・京成船橋駅周辺を歩いてみた】近代的でも歴史を体験できる街

千葉県
えきまえふぁん編集部
2020.09.17 2021.07.07
FUNABASHI

千葉県を代表する都市の1つで、千葉市に次ぐ県内人口第2位を誇る船橋市の中心を担うターミナル駅・船橋駅。
JR総武線の快速停車駅でもあり、一部の特急も停車。私鉄では東武アーバンパークライン(野田線)の発着駅となっております。

駅周辺は商業施設も多く終日賑わいを見せますが、少し離れると住宅街が広がっていたり、かつて宿場町であったことから歴史を感じる建物なども多く点在しています。

今回はそんな船橋駅周辺を探索してみたいと思います。

住宅街の商業拠点を担う北口

まずはJRまたは東武の改札を出て左手、通路を直進していくと北口へ出ます。
出るとすぐにペデストリアンデッキへと続く階段があるので登っていきましょう。

駅前の商業施設

東武百貨店 船橋店

まず駅側に見えるのが「東武百貨店船橋店」。
その名の通り東武鉄道直営の百貨店で、アーバンパークラインの駅舎も兼ねており、2階部分が改札となっています。
ショップフロアはデパ地下の食品売り場や化粧品売場、ファッションブランド系のお店はもちろんのこと、2〜3階にビックカメラが入っているのも特徴です。

イトーヨーカドー船橋店

お次は東武百貨店の向かい側にあるのが、「イトーヨーカドー船橋店」。
こちらは東館・西館の2棟で形成され、東館はファッションフロアがメイン。西館は雑貨店や飲食店が入ります。
また地下部分はつながっており、全体が食品売り場となっています。

駅前のバスロータリー

お次に駅前のロータリーも見ていきましょう。

船橋駅北口の全景

ロータリーは島状のバスターミナルの周りをぐるりと道路が敷かれ、ペデストリアンデッキから接続しています。
バスターミナルは船橋新京成バスの路線が乗り入れており、同社最大のターミナルとなっています。
おもに駅北側の夏見・金杉地区を経由し、新京成線三咲駅や鎌ヶ谷大仏駅方面へ行くもの、北東側の芝山・高根木戸や北習志野駅方面へ結ぶ路線が発着しています。

北口周辺の雰囲気

少し歩いて駅の周辺も見ていきましょう。

船橋駅北口周辺

船橋駅北口周辺

駅前の大通りは雑居ビルやマンションも立ち並びますが、少し路地に入ると住宅街となっています。
ちなみに船橋駅から北西方向に約1.5kmほど行くと、東葉高速鉄道線・東海神駅があります。

目新しさと下町風情の共存する南口

改札を今度は右手に出ます。
お次に紹介するのは、船橋駅の南口。こちらは京成船橋駅との連絡口ともなっており、両線の乗換のため多くの人が行き交います。

シャポー船橋
こちらはシャポー船橋南館

南口側で駅と直結しているのが「シャポー船橋」。
JRの高架下でエキナカの本館と、南口を出てすぐにある南館で形成されています。
本館は通路を境に駅舎側が食品売場がメインのフードマーケットゾーン、向かい側がファッション系のお店がメインのライフスタイルゾーンとなっています。
南館は2〜4階までが飲食店フロア、5階が生活サービス系のフロアとなっており、その上の6〜10階が「ホテルメッツ船橋」となります。

南口を出てすぐのエスカレーターを上ります。

FACE船橋

ペデストリアンデッキを道なりに真っ直ぐ進むと、こちらは「FACE船橋」。
飲食店やサービス系の店舗はもちろん、大手銀行の支店が集約されているのと、4階フロアのほとんどにビックカメラが入り、市役所の窓口やハローワークなどの公共施設やオフィスも入るため、駅周辺最大級の複合施設となっています。
JR船橋駅と京成船橋駅との連絡通路を兼ねていることから、終日人通りが多いことも特徴的です。

FACE船橋を抜けると、京成船橋駅の改札と直結します。
こちらの京成船橋駅もモーニング/イブニングライナー含め全列車が停車し、京成線を代表する主要駅となっています。

京成船橋駅

高架駅となっている京成船橋駅の1〜2階部分には「ネクスト船橋」が駅ナカ商業施設として併設されており、こちらも飲食店を中心としたお店がたくさん並びます。

京成船橋駅を越えて左側の歩道を進むと、これまでの雰囲気とは一変!

船橋 仲通り商店街

路地裏に昔ながらの風情が漂う「仲通り商店街」。
居酒屋をメインとした飲食店が所狭しと多く立ち並び、昼間はシャッターが目立つものの、夜になると一気に明るい光を放つ街へと変貌します。
駅前の雰囲気は近代的に変わりつつも、こういったレトロの良さも残る街はとても愛着を感じます。(筆者は昭和レトロが大好きです!)

今もなお残る、かつての宿場町の面影

船橋界隈は、江戸の時代から宿場町として栄え、「船橋宿」の名で成田詣に向かう旅人で賑わっていたそうです。
旧成田街道である国道14号線のほうまで出ると、趣のある歴史的建造物が現在もなお残る場所もあります。

森田呉服店

こちらは創業140年の老舗呉服店森田呉服店」。
着物をはじめ和装小物や手ぬぐいなどを販売しています。
店舗建物の竣工は昭和初期とのことで、近代的なビルに挟まれながらも、とても風情のある雰囲気があります。

ひろせ直船堂

森田呉服店の道路向かい側には、これもまた江戸時代から続く老舗和菓子店「ひろせ直船堂」。
店内ではおせんべいやおまんじゅう、羊羹などがリーズナブルな価格で販売されています。
こちらは船橋市の景観重要建造物にも指定されており、建物の竣工は大正末期とここもまた古い建物です。

つるや伊藤染物店

上記2店を少し北上した路地に入ると見えてくるのが、こちらも江戸時代創業の老舗「つるや伊藤」。
店先に暖簾や提灯を飾るおしゃれな染物屋さん。
アンデルセン公園で販売している、おしゃれな手ぬぐいはこちらで製造されているそうです。

船橋駅近辺にある神社

また船橋駅周辺は、神社が多く点在しています。
中でも写真左の「船橋御殿跡(東照宮)」は徳川家康の鷹狩の際に建造された御殿の跡地で、御殿が廃止となった後、船橋大神宮の宮司富氏に与えられ、富氏がその跡地に建てたのがこの東照宮だそう。
ちなみにこの東照宮は、日本一小さい東照宮としても知られています。

まとめ

人口増加と発展の著しい船橋市の中心、船橋駅。
住環境もさることながら、昭和、大正・・・江戸と世代を超えた趣ある風情が、この街ひとつで一気に味わえる、歴史博物館のような街でした。

近年再開発も進められる中で、こういった歴史ある場所は、令和となった今ではとても貴重なものとなっていくでしょう。
形は変えつつも、後世にも伝えられる文化としてぜひ残してほしいコンテンツです。

リアルで体現できるタイムトラベルを、ここ船橋で体験してみてはいかがでしょうか?

えきまえふぁん編集部

えきまえふぁんの中の人です。
生まれながらの鉄ヲタ。おもに京急や近鉄、阪急を愛する。

「何気ない日常の中にある魅力を伝える」ことを信条に、えきまえふぁんの運営に日々取り組んでおります。

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